2021.07.17
こちらの記事はpart2の記事からの続きになります。 まだ読んでいない方は是非part2の記事を読んでからこちらも読んでみてください。
https://www.assthera.com/rehavoice/topix/topix-976
リハ業界の就活の変なところ
①「内定辞退」という概念が存在しない
②就活のためのステップを踏まない
③就活のためのネットサービスが全くない
part2では「リハ業界の就活の変なところ」として「②就活のためのステップを踏まない」というお話をさせていただきました。
その上で、part3では「③就活のためのネットサービスが全くない」について触れていきたいと思います。
突然ですが皆さん 学生時代どのように就活をしましたか?
実習先に就職した、大学や先生からの紹介、知り合いからの紹介が多いかなと思います。
一方で、ネットサービスを使った方も一定数いると思います。
また、転職の際はネットサービスを使って転職する方も多いのではないでしょうか。
ではPT/OT向けの転職用サービスで何が思い浮かびますか?
PTOT人材バンク,ジョブメドレー,マイナビコメディカル…等 調べてみると意外にたくさんあるな、と思うかもしれません。
しかし、これらは全て【求人紹介】や【人材紹介】と呼ばれるサービスです。
現在、PT/OT向けのサービスは基本的にこの2種類しかありません。
では、一般企業ではどのようなものがあるのでしょうか?
引用:https://creedo.jp/journal/925f
- 個人間でキャリアに関する相談に乗ったり、OB訪問できるCtoCサービス
- キャリアアドバイザーから転職トレーニングを受ける転職支援サービス
- 従業員による企業の口コミ情報を見ることができる企業口コミサービス
これらの他にももちろん求人紹介や人材紹介のサービスがあります。
最近だと学生向けにインターンの紹介や起業支援等もあります。
皆さんいかがでしょうか? 私たちPT/OTの業界にはないサービスばかりだと思います。
一般企業で働く人たちは、この恵まれた豊富なサービスの中から自分の課題にあったサービスを使い必要な情報を手にいれることができます。
実際私も一般企業に就活する際、周りに相談できる人はいませんでしたが様々サービスを使い納得のいく就活ができました。
- 企業を知るためのマイナビとリクナビ
- 企業の社員の声を聞くためのオープンワークス(企業口コミサービス)
- 実際に働いている人に話を聞くためのマッチャーズ(OB訪問支援サービス)
- 選考内容や面接対策を知るための外資就活(就活情報共有サービス)
私が思う、リハ業界の就活で一番おかしいと思う点はここです。
一般企業に就職する人と比べて、圧倒的に情報量が足りません。
PT/OTの方もキャリアに悩むことはあるし、他の病院で働いている人と話たいと思うことはあるはずです。
しかし、現在はその悩みに答えることができるサービスが全くありません。
しっかりと情報を得た上で決断をする。
【行動するのに必要なのは「勇気」ではなく「情報だ」】
私はこの言葉がとても好きです。
一般企業で働いているPTが別の一般企業に転職することは、病院で働いているPTより圧倒的に楽です。
就職候補先の社員と話をしたことがある人が就職先を選ぶことは、話をしたことがない人よりも圧倒的に楽です。
転職候補先の社員の口コミを知っている人が転職先を選ぶことは、求人情報しか知らない人よりも圧倒的に楽です。
私たちはこのような思いからPT/OT向けの職場口コミサービス【リハボイス】を作りました。
このサービスを通して、少しでも多くの方の行動を後押しできると確信しています。
また、私たちは今後もこのシリーズの中であげてきたPT/OTの就活で不合理だと思うことに挑戦していきます。
少しでも多くのPT/OTの方が納得した決断をできるようにしていくので、応援&協力よろしくお願いします!
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