2021.07.03
こちらの記事はpart1の記事からの続きになります。
まだ読んでいない方は是非part1の記事を読んでからこちらも読んでみてください。
https://www.assthera.com/rehavoice/topix/topix-824
リハ業界の就活の変なところ
①「内定辞退」という概念が存在しない
②就活のためのステップを踏まない
③就活のためのネットサービスが全くない
part1では「リハ業界の就活の変なところ」として「①内定辞退という概念が存在しない」というお話をさせていただきました。
そしてその理由として「求職者の魅力不足」が理由ではないかと考察させていただきました。
その上で、part2では②就活のためのステップを踏まないについて、一般企業に就活する人達はどのように魅力を磨いているのかやどのようなステップで就活をするのかを述べていきたいと思います。
突然ですが皆さん、職場内に学生時代に起業した人や投資で年間1000万以上稼ぐ人、海外でインターンをしていた人はいますか?
私の同期にはいます。
私が勤務するコンサルティング会社は知名度・学生からの人気が共に高いため、東大や京大、早慶の卒業生が多くいます。
私は入社当時、この人達は勉強が得意な人で、仕事はみんな新卒なんだから0からのスタートだと思っていました。
しかし、現実は全然違いました…
ビジネスの進め方(プロジェクトの進め方)を理解しており、さらに各々に明確な武器がありました。
「私は無力でした…」
同じ採用試験をクリアしているため、自分もそこそこやれると思っていましたが、全然通用しませんでした。。。(恐らく会社が規模拡大をしていたため、医療系大学という物珍しさも加味して入社できたのかなと思っています)
「その中でも生き残っていくしかない。」そう思い、優秀な同期を飲みに誘い色々と聞きまくりました。
すると出てくる内容に驚くばかり…
「学生時代に複数社起業」「インターンながら営業成績1位」「投資で年間1000万以上の利益」「海外3カ国で長期インターン」等々
意味がわかりませんでした。私の学生時代は短期留学をしているだけで少数派で凄いと思っていました。そもそも投資をしている人も短期でインターンをしている人もほとんどいません。起業をしている人なんて皆無でした。
そんな彼らは当たり前のように複数社から内定をもらっていました。
彼らは学歴以上に、個人としての魅力がありました。
ここまで個人として魅力がある人達は珍しいかもしれませんが、PT/OTもこのような視点は持つべきだと思います。
PT/OTという職種以上の個人としての魅力
それこそがあなたの魅力になるからです。
では、なぜ彼らはこのような視点を持つことが出来たのか。
答えは「常に模索し続けた」からだと思います。
私たち医療系の学生は医療職になることを目標に学生時代を過ごします。
しかし、普通の大学生は悩みます。
将来何をするのか。どのような生き方をするのか。何が得意なのか。
そして、個人として魅力ある人は、様々なことに挑戦します。
挑戦して、失敗して、また挑戦して、失敗してを繰り返した結果、様々な経験を積み自分の得意分野を見つけていくのです。
授業を受け、実習を経験し、国家試験に合格する。
医療職はルートが決められているので、楽です。しかし、その環境に甘えてしまい自ら試行錯誤することを怠ってしまうと、個人としての魅力は育ちません。
「リハ業界の就活の変なところ」の②就活のためのステップを踏まないとはこのことです。
学生時代に色々なことに挑戦し、失敗しながらも試行錯誤し、色々な経験を積み、自分の得意分野を見つけていく。
もちろん医療系学生は勉強に実習に国試対策と多忙を極めます。
しかし、その中でも色々なことに挑戦することはとても価値があります。
仲の良い後輩のPT学生がインターンに挑戦したnoteを書いていますので、興味がある方は是非こちらも読んでみてください。
https://note.com/kouheikouhei/n/n4815e3929bbd
本記事も気付いたら結構な分量になってしまっていたので、ここまでにしようと思います。
次のpart3では、なぜ「海外インターン」や「学生起業」が出来るのか。その仕組みを解説しながら「リハ業界の就活の変なところ」に関係する③就活のためのネットサービスが全くないについて書いていこうと思います。
インスタでも就活・転職に
役に立つ情報発信中!