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理学療法士/作業療法士の一般企業転職って可能なの?

2022.02.01

「理学/作業療法士って一般企業に転職可能なの?」

この記事を読んでいる方はこう思って、この記事を読んでいるのではないでしょうか。

 

結論から言うと、、、可能です!!

 

なぜ可能なのか?

今回は実際の求人例を参考にしながら、説明していこうと思います。

 

皆さんは一般企業の求人で、理学療法士/作業療法士が関係するものが何件くらいあるかご存じですか?

調査した結果、、、約20件!!

 

はい、正直少ないです。。。

やはりまだまだ一般企業が理学療法士/作業療法士を求める総数は少ないです。

しかし、一定数は確実にあるということでもあります!

 

この後詳しくどのような企業の求人があるかを見ていきますが、その前に皆さんに知って欲しいことがあります。

それは、20件もあれば可能性は無限!ということです。

20の企業が理学/作業療法士を求めているならば、求人を出している企業の競合や類似する企業も必要とする可能性は極めて高いです!

それがまだ顕在化していないからだと私は思います。

そのため、ニーズが顕在化した時に、一気に理学療法士/作業療法士が一般企業で働くことは当たり前になると思います。

 

では、ここからは具体的にどのような企業が求人を出しているか見ていきましょう。

 

1.

会社:福祉用具の販売代理店

業務:福祉用具のレンタル・販売・住宅改修の営業業務

 

こちらは福祉用具の販売代理店で介護事業所のスタッフやケアマネに対し、福祉用具の提案活動を行うようです。

福祉用具を必要としている方に、在宅領域での経験からどんな形の福祉用具があると自宅内での生活がしやすくなるのかを知識・経験として身につけており、利用者の方に最適な提案をすることができるのではないでしょうか。

 

2.

会社:医療ITベンチャー

業務:オンラインでの生活習慣病の重症化予防指導

 

こちらはオンラインでの重症化予防を行っている医療ITベンチャーで、オンラインでクライアントに対して、重症化予防の指導をするようです。

循環器疾患、代謝性疾患がメインの様ですが、急性期病院などの経験から循環器疾患の病態やリスク、レッドフラッグの理解、適切な運動負荷の設定など、病院で指導していたものをオンラインでするようになったという所で、理学作業/作業療法士の臨床での専門性がそのまま活かされそうです。

 

3.

会社:ITベンチャー

業務: 介護・歩行×AIプロダクトのカスタマーサクセス

 

こちらはITベンチャーで医療機関や介護事業所のスタッフ向けに、AIによる歩行分析プロダクトのカスタマーサクセスを行うようです。

このような専門性の高い製品を顧客に使ってもらうためには、提供する側にも業界理解だけでなく、理学療法士として歩行分析能力などの専門性が求められるのでしょう。

 

※カスタマーサクセス:顧客が製品・サービスを使うことで成功し、望ましい結果を達成することを支援する(顧客が製品を正しく使うことができ、顧客の望んでいる結果を達成できるようにサポートする)

 

合計で3つの求人を見てきましたが、いかがでしたでしょうか?

理学療法士/作業療法士の専門性も活かされ、社会的に行う必要がある仕事だったのではないでしょうか。

他にも整形外科疾患患者用の商品開発や医療・介護分野でのシンクタンクなどの求人がありました。

 

前回の記事でも書きましたが、そもそもリハビリテーションとは「能力低下やその状態を改善し、障害者の社会的統合を達成するための、あらゆる手段を含む」です。

あらゆる手段で達成していいんです。

 

今回紹介した企業は全て、医療機関ではないですが、障害者の社会的統合を目指しています。

そのような企業で理学療法士/作業療法士が働くことは、リハビリテーションの定義から見ても、当たり前のことだと私は思います。

是非、この記事を読んでくださった皆さんには、自由に、自分なりのリハビリテーションを創っていただけると嬉しいです。

 

最後に、この記事を読んで一般企業で働くことに興味が沸いた方は、是非ご相談ください!

 

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